今回のメルマガは、2週にわたり2月25日(木)に行われた第79期順位戦A級最終局「将棋界の一番長い日」前夜祭のライブ配信を担当させていただきましたので、その時のレポートを写真を交え行います。
第79期順位戦A級最終局「将棋界の一番長い日」前夜祭の配信の模様は、将棋連盟さまのYouTubeチャンネルにてアーカイブされておりますので、是非ご覧いただければと思います。
*この動画はYouTubeのサイトでご覧ください。
*この動画はYouTubeのサイトでご覧ください。
ライブ配信のアーカイブ映像ですので冒頭10分くらいは待機映像が流れております。
*写真は全てドリームムービー撮影
今回の会場は静岡県静岡市にあります、浮月楼(ふげつろう)です。
東京から新幹線にて静岡を目指し移動していきます。
静岡駅まで約1時間くらいで到着いたしました。
乗車した新幹線の乗客は、かなり少ない印象でした。
コロナの影響を感じさせられます。
静岡駅に到着、私は初めて静岡駅に来ましたが、とても洗礼されたお洒落な都市という印象です。
駅周辺には徳川家関連の銅像がありました。
静岡駅より徒歩3分くらいで浮月楼に到着いたしました。
浮月楼は大変に歴史があり、江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜が大政奉還の後、1869年(明治2年)から1888年(明治21年)まで居住していた屋敷跡だそうです。
このような歴史的な場所での配信業務を行わせていただき、大変光栄に感じました。
浮月楼入り口には看板が出ていまして、盛り上がりを感じます。
館内にはNHK大河ドラマ「青天を衝け」にもちなみ徳川慶喜公関連の資料が展示されていました。
前夜祭はこちらの「月光の間」にて行われます。
今回の配信の機材セッティング表です。
新幹線にて移動を考えなるべくコンパクトなセッティングを考えました。
スイッチャーはブラックマジックデザインのATEM MINI PROを軸としてカメラは2台、配信はLIVE SHELL Xを使用しました。
問題点としてATEM MINI PROはHDMIの出力が1つしかないので、LIVE SHELL XにHDMIの出力を使用してしまうとモニター関連が見られなくなります。
これでは困りますので、モニター用にATEM MINI PROのwebカムUSB出力を別途PCを用意してOBSにて入力させ、そのPCの出力を分配器で分配して各モニターに映しました。
また切り替え時の各カメラの映像は本来ならATEM MINI PROのマルチビューを使用したいところですが、このセッティングでは使用できませんので、カメラマンをスイッチャー前方の位置に配置して、その様子を見てカメラマンとの阿吽の呼吸にて切り替えました。
左側のPCでモニター用のOBSとLIVE SHELL Xの管理画面、YouTubeの配信と3つを兼任させています。
右側のPCはATEM MINI PROのソフトウェアコントロールに使用しております。
なんとか無事にセッテングが終了してあとは本番を待ちます。
次回はいよいよライブ配信本番のレポートです。
お楽しみに。