今回のテーマも引き続き、動画編集ソフト“ゆっくりMovie Maker”です。
前号では簡単なサンプル動画を作成しご覧いただきました。
https://dreammovie.co.jp/informations/6329/
実際にこのソフトを使用したのは初めてだったのですが、操作に戸惑う場面は少なかったですね。
動画編集をしたことのある方でしたら基本的な操作はすぐにできると思います。
例えば、基本操作の中にはトランジションと呼ばれる映像効果（テロップや映像を挿入する際の動き）がありますが、その中の一つ“ズームイン・アウト” それを“ゆっくりMovie Maker”では“拡大縮小しながら登場退場”のように表記しています。
読んで字の如しですね。その他の表記もとても分かりやすく表現されています。
■ゆっくりMovieMaker4βのポイントおさらい
※編集ソフト「ゆっくりMovieMaker」：饅頭遣いのおもちゃ箱
https://manjubox.net/ymm4/
※背景画像：「かわいいフリー素材集いらすとや」
https://www.irasutoya.com/
●「ゆっくりMovieMaker」は“饅頭遣いのおもちゃ箱”というサイトで無償配布されているフリーソフト。
※キャラクター等は商用利用不可
●無償ソフトとはいえ必要十分な編集機能が備わっている。（動画素材の切り貼り、加工、音声調整等）
●最大の特長は“アニメキャラによる掛け合い実況の作成機能”
●喋りに合わせて口が動き、瞬きもする。適宜表情を変えることができる表現豊かなキャラクター
●喋りに合わせて自動的に字幕が挿入される
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さて、今回は“ゆっくり”を活用したビジネス向け動画制作にトライしてみました。
まずは作成したサンプル動画を御覧ください。（3分14秒）
ふざけているように思われるかも知れませんが、 “ゆっくり”の雰囲気を活かし軽いノリの展開にしていますのでご了承ください。
セリフの内容はさておき、サンプル動画のようにキャラクターが会話しながら、サービス紹介をできるのが強みです。おふざけが過ぎるのはいけませんが、少し軽めのトークで会社紹介を行うのも人目を引く動画となるかも知れません。
ポイント①：既存動画の挿入
すでにお持ちの動画ファイルを活用いただくのが、“ゆっくり実況”の最も得意とするところです。動画をネタにして会話をするのがオーソドックスな展開です。
サンプル動画では当社のサービス紹介ビデオを挿入しましたが、キャラ二人に読み上げてもらい、さらに“会話ネタ”にもなっています。ただ読み上げるだけでも、BGMのみの動画に比べプラスアルファの情報が伝わってくるはずです。
※参考：オリジナルビデオ：
また、今回は読み上げ中心にしていますが、動画再生中に各種サービスについてお喋りするのも良いと思います。会話をさせながら伝えたいことを表現していけば面白いのではないでしょうか。
ポイント②：強調テロップの挿入
喋りテロップとは別に、一般的な動画編集ソフトと同様にタイトラーで作成するテロップも挿入できます。サンプル動画では各種サービスの見出しテロップを追加しています。
動画の中にも表示されていますが、テロップとして追加挿入することでインパクトを残せます。視聴者に伝えたいポイントはテロップを活用して強調しましょう。
ポイント③：第三のキャラの登場
キャラクターは何人でも増やせることをお伝えしましたが、第三のキャラも効果的です。今回は顔出しをしていませんが、キャラ二人の会話にもう一人を被せれば厚みが増します。講座モノのストーリーなどによくあるパターンですね。教える先生と学ぶ生徒、そして全てを知りつくした師匠の登場、という展開です。適所で三人目が登場するパターンは有効的です。
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いかがでしたか？ 2回にわたり「ゆっくりMovie Maker」をご紹介いたしました。YouTubeのゲーム実況で好まれている“ゆっくり”の世界観は、直接的にはビジネスに結びつかないかも知れませんが、会話を通して物事を視聴者に伝えるという演出は有効的ではないかと思います。
最後に偉人の名言をお借りして終わりたいと思います。ご覧いただき、ありがとうございました。
「会話は文明そのものである。言葉は人と人を結びつけ、沈黙は人を孤立させる」
トーマス・マン