今号も映像制作に関わるTipsをご紹介します。第3回は簡単名刺デザインです。
今回使用するアプリも、Adobeのオンラインアプリケーション“Adobe Express” (アドビ社)です。PC、スマホ、タブレットからオンラインで利用するアプリですのでインストールは不要、すぐに作成を始めることができます。
ビジネスシーンで欠かせないグラフィックデザイン。
“ビジネス+グラフィックデザイン”といえば、その一つに名刺があげられるでしょう。名刺はそのデザインに会社のメッセージが込められていますので、非常に重要なアイテムと言えます。
“そろそろ名刺を刷新したい” “これから起業したい” といった方に特にお勧めする簡単名刺デザイン制作をご紹介します。
■Adobe Express
https://www.adobe.com/jp/express/create/business-card
制作サンプルとして、名刺デザイン作成の流れを動画にしていますので御覧ください。
いかがでしたか? 数多くある名刺のテンプレートから、各用途・イメージに合うものをチョイスし、オリジナルの作品を仕上げていくという工程です。
◎テンプレート:
一般的な横型ではなく縦型の名刺にしてみました。イメージをガラリと変えたい時には効果的だと思います。デザインはグリーンベースにロゴが入っているものをチョイスしました。
◎アレンジ①:グラフィックイメージのリプレイス
上部に配置されたシェイプ(メディカルイメージ)を別のイメージに変更しています。当社は映像制作会社ですので、ムービーを想起させる“カチンコとフィルム”のグラフィックにしました。カラーは、濃いグリーンベースに白シェイプですので、特に変更する必要はなさそうです。
◎アレンジ②:テキストのリプレイス
テキストを当社名へ修正します。“Dream Movie”のフォントは筆記体イメージにしています。“夢を想いを~” は日本語でも見やすくするためゴシック体へ変更しました。
テンプレートの英語から日本語へ置き換えるとイメージが大きく変わります。フォントはデザインの重要な要素ですので、サンプルフォントをいくつか試してみて、イメージに合うものを見つけることが大切です。
◎アレンジ③:様々なグラフィック素材を追加
今回は素材の入れ替えのみで作成していますが、様々なグラフィック素材を追加して配置することも可能です。写真やシェイプ、バックグラウンドなどの素材が用意されていますので、適宜、追加すればさらにオリジナリティがアップすると思います。ぜひお試しください。
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以上、映像制作に関わるTipsをご紹介しました。
ビジネスシーンにおいて、オリジナリティ溢れる名刺を受け取ったときのインパクトは、皆さんもご記憶にあるのではないでしょうか。そのような意味では、名刺は企業のイメージを伝えるはじめの一歩と言えるかも知れません。ぜひ名刺デザイン制作をお楽しみください。
今後もお役立ちTipsを紹介していきますので、お楽しみに。