今号も伊藤が担当します。
今回のメルマガは、私が最近プライベートで購入した「LUMIX フルサイズ一眼カメラ DC-S5」レビューの続きです。
まず前編では、「なぜ私はLUMIX S5を選んだか?」
に焦点をあてました。
後編では実際にLUMIX S5の機能を、少しですが紹介いたします。
前編ではカメラお任せモードのインテリジェントオートでの写真撮影を掲載しました。
今回は、LUMIX S5の豊富なフォトスタイルについて書いてみます。
フォトスタイルとは、色味等の画像の仕上がりのことです。
もちろん自分でも調整は可能ですが、被写体や表現方法に合わせた
最適なプリセットがカメラには入っております。
LUMIX S5には以下のフォトスタイルがございます。
1.スタンダード
標準的な設定
2.ヴィヴィッド
彩度高め、コントラスト高めの鮮やかな効果
3.ナチュラル
コントラスト低めの柔らかな効果
4.フラット
「ナチュラル」より更にコントラスト低めの柔らかな効果
5.風景
青空や緑を鮮やかにし、風景撮影に適した効果
6.人物
健康的できれいな肌色にし、人物撮影に適した効果
7.モノクローム
色味を抜いた単色の効果
8.L.モノクローム
シャープな質感表現を追求し、豊かな階調で被写体を描き出すモノクロの画像効果
9.L.モノクロームD
ハイライトとシャドウをさらに強調させつつ、絶妙にディティールを残したモノクロの画像効果
10.シネライクD2
編集時での処理に適したダイナミックレンジ優先のガンマカーブ効果を得られる
11.シネライクV2
コントラスト重視のガンマカーブ効果を得られる
12.709ライク
高輝度部分を圧縮し、白飛びを抑えて撮影できる
13.V-log
ポストプロダクション処理を前提としたガンマカーブの設定
https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s5/function.html
*パナソニック公式サイトより
本当に数が多くどれで撮影するか迷ってしまう程です。
今回は写真ですが、いくつかテスト撮影してみました。
(もちろん動画にも、このフォトスタイルは適用できます。)
まずは標準的な「スタンダード」
ちなみにインテリジェントオートですとフォトスタイルは
スタンダードとモノクロームしか選べません。
標準的とのことですがカメラメーカーによって色合いが違って面白いです。
次にシネマチックの「シネマライクD2」
動画で使用するとシネマ感が出そうなモードです。
次に「L.モノクローム」
モノクロにするだけでグッと雰囲気が変わって日常の風景が非日常に変わる気が致しました。
最後に動画の手ブレ補正のテストです。
フォトスタイルはスタンダードです。
少しカクカクはしていますが、なんとか使えるレベルかと思います。
なかなか自分の好みの色合いを出すのは難しいですが
このフォトスタイルをもとに、細かく調整できるのでベストなセッティングを
探していきたいと思います。
でもやはり最後には
いい写真や動画を撮るには、カメラの性能だけでなく
構図やその場の光、影などをうまく見定めて適切な設定で撮影するのが大事だと感じました。
今後もいろいろと研究してまいります。
次回もお楽しみに!