皆さま こんにちは。今号も前回に続きナベテツが担当いたします。
 10月も下旬に入り気候はすっかり秋めいて、朝晩は寒いくらいの体感ですね。
 秋と聞いて、運動、読書、長い夜..など思い浮かぶことは多々ありますが、
 ワタクシにとって秋といえば「食欲の秋」!
 サンマの塩焼き、栗ご飯にカボチャの煮物…想像するとお腹が鳴りそうです^^;
 そんな秋の味覚を愉しむ際のお供に「お酒」は欠かせません。
 気温が下がって寒く感じる夜に「焼酎お湯割り」で一杯..なんて「乙」ですよね。
 ということで今号は前回に続き、焼酎酒蔵での撮影収録の紹介、
 宮崎県日南市飫肥(おび)にある「小玉醸造」さまをフィーチャーします。
 
【小玉醸造合同会社】
 宮崎県の南部、日南市の飫肥(おび)にある手作りの麹にこだわった本格焼酎を製造する焼酎酒蔵。
 もともとこの地には冨士屋という屋号で江戸時代(1818年)に創業した焼酎蔵があったが平成に入りしばらく休造状態に。
 その後、宮崎市で金丸本店という造り酒屋を営んでいた現在の代表が2001年に家族で日南市飫肥(おび)に移り住み、小玉醸造を継承。現在は息子の金丸潤平氏が杜氏(とうじ)を務めています。
 
◆小玉醸造さんのある飫肥(おび)の街並◆
 
飫肥は九州の小京都とも言われ、飫肥城下の町並みや雰囲気を多く残す情緒のある所で、 県内外はもとより、海外からも多くの観光客が町を散策しに訪れます。
県内外はもとより、海外からも多くの観光客が町を散策しに訪れます。
 
 
天正16年(1588)から明治初期までの280年間飫肥藩・伊東氏5万1千石の城下町として栄えました。
 
武家屋敷を象徴する門構え、風情ある石垣が残る町並みは、昭和52年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
 
◆飫肥城跡◆
 
 
飫肥城旧本丸跡
 
樹齢140年の杉木立と深い緑の苔のじゅうたんが広がっています。
 
◆飫肥駅◆
 JR九州日南線の駅。木造駅舎は飫肥城を模して造られている。
 
◆日南酒造会館◆
 日南市と串間市 の十二の蔵元が直営する酒屋。
 
 他では手に入らない特別な焼酎が数多くあり、地元で愛される焼酎を試飲しながら、お好みの逸品を選べます。
 
◆小玉醸造合同会社◆
 小玉醸造さんの焼酎蔵 裏口のエントランス
 
とても趣のある佇まいです。
 
蔵内には焼酎を熟成させる甕や樽が並んでいます。
 
 
 
 
こちらは焼酎造りに欠かせない「麹」を造る麹室(こうじむろ)
  蔵を引き継いだ当初は麹室が無かったため、建物の屋根裏を麹室として使用するために改築したそうです。
蔵を引き継いだ当初は麹室が無かったため、建物の屋根裏を麹室として使用するために改築したそうです。
小玉醸造さんでは麹の製造も手作業による手作りにこだわっています。
  タイマーや温度計の数値を見ながら、適切なタイミングで麹を混ぜて発酵を促します。
タイマーや温度計の数値を見ながら、適切なタイミングで麹を混ぜて発酵を促します。
  その日の温度や湿度によって最適なタイミングは変わってくるので、仕込みの時期は一日中気が抜けません。
その日の温度や湿度によって最適なタイミングは変わってくるので、仕込みの時期は一日中気が抜けません。
 
1階では原料となるのサツマイモから醪(もろみ)をつくる作業が行われていました。
 
 
醪(もろみ)を発酵させるタンク
 
 
醪(もろみ)を蒸留しアルコール分を精製する単式蒸留器
 
小玉醸造さんの商品 
 
◆「小玉醸造」杜氏 金丸潤平さんのコメント◆
 ウチの焼酎は、本当にクラシカルな昔ながらの手作りの麹で地元のお芋を使って作る焼酎です。
 どちらかというと優しい味なので、いろいろな飲み方ができると思うのすが、
 食事と合わせて食中酒として楽しんでいただければうれしいなと思います。
今回制作した動画はコチラ↓
 
今回制作したの小玉醸造さんの紹介映像は主に海外での展示会などに出展した際、
 会場で流す目的で英語字幕を入れて制作いたしました。
 そういった、海外のお客さま向けの映像を造りたいといったご要望にも
 当社は対応いたしますので動画制作でお困りごとなどあれば何でもご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。次回もお楽しみに。
