能登半島地震において、被害にあわれた皆さま、被災されたすべての方々に謹んでお見舞いを申し上げます。
被災地域の安全の確保と一日も早い復興を衷心よりお祈りいたします。
今号も、伊藤が担当いたします。
今回は前回に続き動画撮影で使用する一眼カメラにおけるレンズに関して少し考察してみたいと思います。
前回動画用の私の理想とするレンズは
《自分の考える理想的なレンズ》
・F値は全域で固定(F4以下)
・レンズ内手振れ補正あり
・広角から中望遠までのズームレンズ(24-105あたり)フォーサーズなら(12-60くらい)
・なるべくコンパクトなレンズ
・価格もそれほど高くない
という大変わがままな要求でした。
昨年の夏にとある撮影が決まり必要性がでてまいりましたので上記を踏まえ下記を購入してみました。
LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
です。
上記条件はほぼクリアしていますが少し大きく重いのが唯一の不満点でございます。
これをLUMXのS5に装着して以下の案件を撮影いたしました。
ジャパンクラフト案件
グローバル・オーシャン・ワークスさま
《撮影機材》
Panasonic LUMIX DC-S5
LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
ND Cokin ND32→1000
この撮影はスタッフは私ひとりで漁船に乗ったり工場での撮影など機動力が求められ、撮影の途中でレンズ交換はできないと考えていました。
またインタビュー以外は三脚は使わずすべて手持ちで行いました。
ボディー内手振れ補正と合わせてレンズの手振れ補正もなかなか強力でしたし、
ピントもオートとマニュアルを切り替えながら屋外ではNDフィルターを装着して全てこのレンズ1本で撮影できました。
ズームの最大が105mmと少し物足りないですがカメラをAPS-Cモードに切り替えれば
35mm換算で1.5倍となるので、わりと寄れました。
なんとかこのレンズのおかげで無事に撮影出来たと思っています。
撮影現場やシチュエーションに応じて様々なレンズ交換が出来るのも一眼動画の魅力かと思います。
以上私の考える一眼カメラのレンズ考証となります。
少しでも皆さまの参考になれば幸いです。
次回もお楽しみ