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映像制作Tips#17「【生成AI】Adobe Firefly その3」【ドリームムービー通信:第296号】

今回はメルマガ第272号(2023.9.27)でトライをしてみた画像生成AIアプリのAdobe Fireflyを改めて試してみたいと思います。
※第272号:https://dreammovie.co.jp/informations/10008/


AIの進化が加速している状況ですが、Fireflyも機能が強化されて、さらに進化しているのではと期待をしています。ぜひ御覧ください。

改めて272号で作成した「ウサギとカメ」のスライドショー動画をリメイクしてみました。
今回は写真イメージの生成に挑戦しています。
まずはサンプル動画を御覧ください。

基本的には同じプロンプトで同じイメージの写真を生成しました。
動画に使用した生成画像を御覧ください。

■Firefly 日本の童話を想起させる山 88742

■Firefly 山にいるシンプルなウサギが正面を向いている 72307

■Firefly 山にいる正面を向いたカメラ目線のカメ 9742

■Firefly 山頂に続く獣道 88742

■Firefly 山頂に続く獣道を走っているウサギを正面から見る 9742

■Firefly 遠く離れたところ。歩いているカメが一匹 65934

■Firefly 山の中で昼寝をするウサギ 80631

■Firefly びっくりしているウサギ 80631

■Firefly 山の中全力疾走しているウサギ 29134

■Firefly 山の中全力疾走しているウサギ 80631

■Firefly 山頂にたどり着いたカメ 53249

■Firefly 山頂でがっかりしているウサギ 58416

■Firefly ウサギとカメが一緒に山頂にいる 53249

今回、画像生成をする上で気をつけたのは、キャラクターの差異が出ないようにすることです。(全編を通して同じウサギ、同じカメに見えるように)前回のイラスト生成では、違和感のないレベルで同じキャラクターを作成することが難しく、再現性がないことが生成AIの課題なのでは?と考えていました。その点に注力をして作成をしてみたのが今回の画像です。
イラストと写真で比較すれば、シンプルなイラストの方がかえって差異が分かりやすくなってたように思います。ご覧いただいた写真は多少の差異があっても気づきにくいんですね。

作業上、気をつけたことは参照機能を常に使用したことですね。以前よりも参照の精度が上がっていると体感できました。


今作で言えば風景イメージの印象に違和感がないこと、そして特にウサギは全編においてかなりニアリーイコールという気がします。カメについては少々色味の変化が見られて難しかった印象です。※最後のウサギはワラビーに見えなくもないですが、、、

最初に作成をした「Firefly 日本の童話を想起させる山 88742」の画像を参照として読み込んでみました。そうすることで、その後のウサギやカメの画像を違和感なく生成できたと思います。

どんどんと進化をしていく生成AIの世界ですが、最近では動画生成のアプリもアナウンスされたりしてますね。まだ完璧とは言えないかも知れませんが、近い将来に見分けのつかないレベルに達することは間違いないでしょうね。
そんなAdobe Fireflyは無料でも使用できますので、お試しくださいませ。
https://www.adobe.com/products/firefly.html

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに。

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