皆さま こんにちは。
いつも【ドリームムービー通信】をお読みいただきありがとうございます。
今号は、伊藤が担当いたします。
今回は、当社が制作を担当した日本商工会議所さまの動画『甲州ワインを世界へ! 海外市場開拓の成功事例 甲府商工会議所×中央葡萄酒株式会社』についてご紹介します。
本動画は、日本商工会議所さまの支援施策「海外展開支援動画シリーズ」の一環として3本制作させていただきました。
地元企業の海外進出を応援するリアルなストーリーを映像化することで、視聴者の共感と行動を促す内容に仕上げました。
▶︎まずは日本商工会議所さまのYouTubeチャンネルで先日に公開された甲府商工会議所編をご覧いただけたらと思います。
以下今回の動画制作のポイントを掲載させていただきます。
1. プロジェクト背景と目的
この動画は、「海外展開支援動画」シリーズ第3弾として、甲府商工会議所と中央葡萄酒株式会社がタッグを組み、甲州ワインの海外市場開拓をテーマに制作されました。中小企業が抱える課題(後継者不足や販路縮小など)に対し、映像を通じて国内外に発信力を持たせる狙いがありました。
2. 企画と構成
【ストーリーテリング重視】
映像は単なる商品PRではなく、醸造家の想いや商工会議所の支援ストーリーを軸にスタート。視聴者が自然に共感し、甲州ワインの深みや産地の魅力を感じられるように構成しています。
【グローバル視点からの撮影ワーク】
ワインの輸出・PR活動がテーマなので、穏やかな自然光を活かした畑の風景や輸送・梱包の様子をしっかり収録。ここには、海外市場対応へのリアル感が込められています。
3. 編集/演出ディテール
【テロップとナレーションのシンクロ】
コンセプトである「香り・味わい・余韻」の3部構成に沿って、各シーンに合ったテロップを重ね、言葉以上のニュアンスや情報を視覚的にもサポートしています。
【ストーリーラインの起伏作り】
畑 — 醸造 — 出荷 — 海外展開(ロンドンでのPRなど)という映像の流れを設計。中間に「試練と達成」の瞬間を挟み、視聴者に感情の起伏を与えています。
4. 甲州ワインPRの切り口
【地域ブランドの魅力を映像で伝える】
甲府・勝沼など、ブドウ産地の風土や美しい風景を余すことなくフィーチャーし、“どこで”造られるかの物語性を視聴者に提示。
【海外市場向け証明】
ヨーロッパ向けの出荷準備シーンや、現地の飲食店・スーパーなどへのアプローチを画面に収め、「甲州ワインはグローバルに通用する品質と戦略を兼ね備えたブランドである」というPRメッセージが伝わるよう工夫しました。
【生産者の顔を見せるリアリティ】
醸造家や商工会議所担当者、PR担当者のインタビューを挿入し、人間味・信頼感を演出。ブランドだけでなく、“人”に共感が集まるよう設計しました。
5. クライアントの評価
商工会議所や中央葡萄酒からは、「甲州ワインの“ストーリー”と“品質”が、映像を通じて世界に届く内容になった」「映像の質感が高く、対外的PRツールとして申し分ない」と高評価を頂きました。
特に、海外展開支援の一環として「販路開拓支援事例」として取り上げられるなど、映像がHPやセミナー、各種展示会でも活用される成果につながりました。
▶︎まとめ
この制作では、単なるワイン紹介動画ではなく、産地の風土・造り手の熱意・海外展開のリアルを一つの物語に編み込みました。映像制作会社としての腕の見せ所は、商品を“世界に羽ばたかせる”ための高品質なビジュアル設計とナラティブ構成にあります。
甲州ワインの奥深く、清冽な世界観を、次のステージへ──そんな想いを込めて制作した一本です。
▶︎【動画はこちら】
当社では、こうした実例を通して企業や地域の挑戦を広く発信する広報映像・事例紹介映像の企画・制作を数多く手がけております。映像制作の事例も豊富にございますのでご相談ください。
▶︎お問い合わせはこちらから
「自社の取組を映像で伝えたい」「地域の魅力を動画で発信したい」「展示会用に映像を作りたい」など、お気軽にご相談ください!