前回のメルマガは「見守りカメラがやってきた。」前編として、見守りカメラが
ペットを見守るカメラから、現在は「親の見守り」として活用され始めていることをご紹介しました。
さらにコロナ禍における「新たな実家体験」をご提案させていただきました。
今回は、「見守りカメラがやってきた。」後編として、神代家独自の活用方法として、
・アクセスは1日3回
・声掛けが重要
・「同じ時間を共有するだけ」の大切な時間
をポイントとしてお届けいたします。
今号もクマシロが担当いたします。
・アクセスは1日3回
家族とは言え、プライベート空間にカメラがあり、見られ続けるのは気を使うものです。
神代家としては、カメラにアクセスする時間を、朝8時、昼12時、夜7時の3回に決めています。
大体ごはんの時間ですね(笑)。
アクセス時間を決めることによって、カメラの前に集まることができ、それ以外の時間はお互いプライベートを邪魔しないようにしようと明確に決めた、というより暗黙のルールになりました。
また、いつでもアクセス出来ると思うと、中々アクセスしないという事もあります。
1日3回と決めてしまえば、習慣化できます。
下の写真は夕食中の神代家です。
●TP-Link操作画面より(画像は加工してあります。)
・声掛けが重要
操作画面のアイコンからも分かるように、多くの見守りカメラは音声通話が可能です。
●TP-Link操作画面より(画像は加工してあります。)
一言「おはよう」と声をかけることで、コミュニケーションが生まれます。
もちろん細かな話は、電話で話したほうがいいのですが、わざわざ電話をかけるという行動よりも、より手軽につながっている感じで、「今日は何食べるの?」「薬のんだ?」と声掛けできます。
声掛けして、返答を聴くことで、その日の体調や気分などを感じられます。
もし「見守りカメラ」を導入された場合は「見守り」はもちろんですが、「声掛け」も絶対お勧めいたします。
・「同じ時間を共有するだけ」の大切な時間
最後にお伝えしたいのは、「同じ時間を共有するだけ」です。
用事があってカメラにアクセスする、体調を心配してアクセスする、これは必要な事ですが、「新たな実家体験」とは言えません。
神代家の活用方法は、「見守りカメラにアクセスした状態で同じテレビ番組を視聴する」です。
全く大したことではないのですが、これが私にとって驚くほどの実家体験でした。
NHKの大河でも、バラエティーでもなんでもOKです、同じ番組をみて、感想を言って、ごはんを食べ、お茶を飲む。
帰省できていれば意識もせず、当たり前に行っていることだと思いますが、それを、「見守りカメラ」で、皆さまも体感してみてはいかがでしょうか?
神代家に見守りカメラがやってきて2週間ほどたちますが、私は確実に実家との距離が短くなりました。
親と何もせずにテレビを見る時間は、あとどのくらい残っているのでしょうか?
私には、大切な時間になりました。
いかがだったでしょうか。今回は「見守りカメラがやってきた」(後編)」をお届けしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次号もお楽しみに。