お知らせInformations

TOP > > メルマガ > 「桃太郎から鬼滅の刃」【ドリームムービー通信:第110号】

「桃太郎から鬼滅の刃」【ドリームムービー通信:第110号】

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
ドリームムービー神代(くましろ)です。

今号のメルマガ「桃太郎から鬼滅の刃」の続きです。

『桃太郎は盗人なのか?』(新日本出版社 倉持よつば先生/著)
という書籍をご存知でしょうか?

作者の倉持よつば先生は執筆された2018年当時まだ小学5年生でした。
(文部大臣賞を受賞)

私たちが子供のころから知っている「桃太郎」の物語で何故、
「鬼が退治されなければいけないのか?」と疑問をもち、
そして時代によって変化する「桃太郎」のストーリーの謎について調べています。

そもそも「鬼」とは何者なのかを細かく研究・考察されています。 
是非読んでみてください。

https://www.shinnihon-net.co.jp/child/detail/code/978-4-406-06389-0

鬼が現在の形となったのは平安時代からとも言われています。

それまでは、闇を恐れる心が生み出した形のない存在であり、
また、恐れの対象と同時に崇める存在、つまり「神」に近い存在でした。

平安時代に入り祭り事の「善」の対象として「鬼」の形が生まれました。

目に見える形にすることで、恐怖から逃れるということもあったのでしょうか?

鬼は時代とともに、変化していきます。

形のない、神に近い鬼。
祭り事での実態のある鬼。
桃太郎を代表する、屈強な赤鬼・青鬼。
アニメのキャラクター化された鬼。
鬼滅の刃では様々な能力を操る超能力者としての鬼。

このように時代に合わせ鬼も変化しています。

一方で時代を経ても変わらない共通点も存在しています。
いつも鬼は悪役であり、社会に対する反勢力としての存在であるということです。

そして、鬼が行なった悪事が具体的に描かれていないことも注目すべきことです。

「鬼と日本人」(角川ソフィア文庫・小松和彦/著)
こちらも併せてお勧めいたします。

https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321802000149/

一部の研究者は、「鬼滅の刃」のブームは、現在の社会を象徴し鬼ブームの背景には必ず大きな社会問題が存在すると語っています。

人々の見えない不安・恐怖が、形あるものの「鬼」を必要としているのではないでしょうか?

「桃太郎」のラストは、鬼が泣きながら、助けを求めているのに
正義のヒーロー桃太郎は容赦なく退治し、財宝を奪います。

鬼ヶ島で静かに暮らしていた鬼たちにとっては、実に悲しいラストです。

現在の社会は、政治や経済、ウイルス問題が入り混じり、混乱と不安の
中、まるでわかりやすい悪を必要としているようにも感じます。

「盗人はどっちなのか?」
当時小学5年生の倉持よつば先生の疑問は「桃太郎」を通じて、
私たちに重要な社会的メッセージを投げかけているのではないでしょうか?

重要なメッセージと言えば…

ドリームムービーが「設立10周年キャンペーン」を開催中です!
特別な3つのキャンペーンを是非ご確認ください!

10周年記念「お客様感謝キャンペーン」第1弾!

10周年記念「お客様感謝キャンペーン」第1弾!

10周年記念「お客様感謝キャンペーン」第2弾!

10周年記念「お客様感謝キャンペーン」第2弾!

10周年記念「お客様感謝キャンペーン」第3弾!

最後の10周年記念「お客様感謝キャンペーン」第3弾!

ドリームムービーの定額動画お客様の声

定額動画お客様の声

お問い合わせお待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次号もお楽しみに。

最新のお知らせ

2024_11_18
メルマガ映像制作Tips
2024_11_12
メルマガ映像制作Tips
映像制作Tips#24「フリー動画編集ソフト OpenShot」【ドリームムービー通信:第328号】 今回は映像制作Tipsの24回目です。これまでは動画編集ソフ(...)
2024_11_05
メルマガ
2024_10_29
メルマガ
万能ズームレンズ!LUMIX 28-200mmの魅力とは?【ドリームムービー通信:326号】 今号は、伊藤が担当いたします。 今回は私が新しく導入した デ(...)
2024_10_21
メルマガ