皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
ドリームムービー神代(くましろ)です。
メルマガ「PRってなんですか?」の続きです。
PR(ピーアール)は何の略でしょうか?
もちろんご存知の方もいらっしゃると思いますが、実は「PUBLIC RELATIONS」の略です。
「ぱぶりっくりれーしょんず?」初めて聞いた時には全く意味が分からず、
とりあえず広告・広報とは何かが違う…と感じるだけでした。
「パブリックリレーションズ(PR)とは、組織体とその存続を左右するパブリックとの間に、
相互に利益をもたらす関係性を構築し、維持するマネジメント機能である。」
(日本パブリックリレーションズ協会HPより)
どうでしょう?ちょっと難しいですよね。
そもそもパブリックリレーションズ(PR)は、戦争中に大衆の心理をつかみ、国の決定を上手く浸透させる目的で
生まれたと言われています。
その手法は19世紀にアメリカの新聞社で、政治的な発言(公共性のあるメッセージ)を扱う事に活用されはじめ、
それが現在の「マスメディア」につながっています。
そして20世紀に入って民間企業が利害関係者(ステークスホルダー)に対して
メッセージを伝える役割に変化してきました。
ところで私たちの生活は様々な習慣が刷り込まれています。
例えば、食生活。
朝は「食パン、ベーコン、スクランブルエッグ、牛乳」。
今でもビジネスホテルでは必ず出てきますよね。
戦後アメリカは国策として、小麦を売る必要があったと言われています。
「『アメリカ小麦戦略』と日本人の食生活」藤原書店/鈴木猛夫著
http://www.fujiwara-shoten-store.jp/SHOP/9784894343238.html
映画には「ポップコーンと炭酸飲料」。
クリスマスのサンタクロースの衣装は何故「赤」なのでしょうか?
挙げればキリがありません。
コカ・コーラ社の戦略はみごと成功し、いまでもサンタクロースの衣装は「赤」ですね。
1970年代から80年代にかけ、日米の貿易摩擦に対して様々な「日本叩き」が行われ連日報道されました。
貿易摩擦においてどちらが良い悪いとうことではなく、
どのようなメッセージが報道されたかによって大衆のイメージは大きく変わります。
決して、印象操作を行うためにパブリックリレーションズ(PR)が存在するわけではありません。
有効性が高いからこそ、私たちの生活に浸透しているのではないでしょうか?
本来の目的は、正しいメッセージの発信にあります。
例えば企業における不祥事などが起こった場合、情報を隠したり、操作するのではなく、
正確で透明性のある情報を伝えていくことで、逆に企業価値を高め、早期の信頼回復につなげる。
2009年にアメリカで起こった「トヨタプリウスのブレーキの不具合問題」。
アメリカ全土を巻きこんだ「トヨタバッシング」はまだ記憶に新しい事案です。
当時トヨタは大規模リコールによる、大きな損失を出しました。
初期での透明性を持った対応(メッセージ)ができていれば、早期の信頼回復につながったかもしれません。
パブリックリレーションズ(PR)の第一人者、井之上 喬先生の考えるPRとは、
「個人や組織体が最短距離で目標や目的に達する、『倫理観』に支えられた
『双方向性コミュニケーション』と『自己修正』をベースとしたリレーションズ活動である」と。
(INOUE Public Relations HPより。)
「人」「もの」「金」「情報」の「情報」を扱うパブリックリレーションズ(PR)は、
企業活動における最強の経営手法であるとも言われています。
だからこそ「倫理観」が重要なのではないでしょうか?
井之上先生の著書分厚いですが是非お勧めいたします。
https://www.inoue-pr.com/our_strength/publications/
当社は
皆さまの企業活動における最も重要なステークスホルダーに対して、
「公共性のあるメッセージ」を伝え続けることを映像でお手伝いしており、現在キャンペーン中です。
ドリームムービーが「設立10周年キャンペーン」を開催中です!
特別な3つのキャンペーンを活用して自社の魅力を伝えてみませんか!
10周年記念「お客様感謝キャンペーン」第1弾!
10周年記念「お客様感謝キャンペーン」第2弾!
10周年記念「お客様感謝キャンペーン」第3弾!
ドリームムービーの定額動画お客様の声
お問い合わせお待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次号もお楽しみに。