メタバースと呼ばれる仮想空間が注目をされてから久しいですが、その牽引役であるメタ社のサービスの状況は芳しくないようです。しかしすでに、ある意味メタバースで盛り上がりを見せているものがありますよね、それはオンラインゲームです。
https://www.roblox.com/
今回はオンラインゲームのプラットフォームRoblox。Robloxの特長は、あえてリアルな世界、アバターを追求していないことですね。LEGOのような可愛いアバターで仮想空間を楽しめます。この外見が低年齢のプレイヤーが多い理由なのでしょうか。
もちろん超リアルで高画質なものは没入感があって良いと思いますが、シンプルなアバターでも十分にのめり込めます。
■日経BOOK PLUSで紹介されています
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/23/04/04/00753/
ゲーム実況で有名な「まいぜんシスターズ」が監修をした
『まいぜんシスターズとロブロックスでゲームをつくろう!』
著者名 まいぜんシスターズ(監修)、デジタネ 今澄 亮太 (著)
書籍のタイトルに「ゲームをつくろう!」とありますが、実際にゲームが公開されてますのでトライしてみました。「アスレチックゲーム!」
昔のゲームで言えば、スーパーマリオ3Dといった感じでしょうか。走ってジャンプして障害物を避けながらゴールを目指すというものです。試作用のゲームですからサーバーには私一人だけでしたが、デイリーユーザーが6000万以上といわれるRobloxですから、人気ゲームではかなりの数のプレイヤーが集まっています。子供たちはこの仮想空間で友達になり、一緒にいろんなゲームを楽しんだりしているようです。これは新たなコミュニケーションの場といえるのではないでしょうか。
■Robloxはゲームを遊ぶだけではなく、なんと自分でゲームを作ることもできるんです。無償で提供されている「Roblox STUDIO」でオリジナルゲームを作成し販売することも可能です。
またアバターや身に着けるグッズなども自作することもできます。
スポーツウェアのメーカーのナイキは「NIKE LAND」というワールドをRoblox に開設しています。
「スポーツと遊びをライフスタイルに変える」
この仮想空間ではみんなでミニゲームをしたり、デジタルショールームでは最新のシューズやウェアを楽しむことができるんですね。NIKE LANDで気に入ったスニーカーを現実世界で実際に購入するなんて、ちょっとだけ未来っぽいでしょうか?
ゲーム好き以外では馴染みのないオンラインゲームですが、世界中から多くの人が集まる場所ですから、NIKE LANDのようにメジャー企業が多数参画すれば近い将来メタバースの先頭を走っている可能性は十分ありますね。皆さまもぜひお試しください。
お読みいただき、ありがとうございました。