皆さま こんにちは
今号もドリームムービー社の“若くない新人”ナベテツが担当いたします
焼酎ハイボールや酎ハイとして親しまれている焼酎。
私も暑かった日の疲れを癒すマストアイテムとしてお茶割などで愛飲しています。
自分で作ればアルコールの濃さや、ソーダなどの割り材をセレクトできるので、いろいろ試せて楽しいですね。
そんな中、先日 宮崎県日南市の焼酎酒蔵「井上酒造」さまでの撮影収録がありましたので
今回はその様子をご紹介いたします。
<井上酒造株式会社>宮崎県日南市南郷町榎原甲1326番地
井上酒造は創業以来120余年、宮崎の南郷町で地域に根ざした酒造りを続けていて
焼酎業界初となるコンピューターによる醪(もろみ)の温度管理や紙パックラインの導入、
そして日本で初めて減圧蒸留100%の芋焼酎「爽 飫肥杉」(さわやか おびすぎ)を開発しています。
蔵の入り口には製造している銘柄の入った大きな瓶が並んでいます。
蔵の敷地内に湧き出る「榎原湧水」(よわらゆうすい)は「宮崎の名水21選」に選定されていて一日あたり約380トンもの湧出量があります。
泉の脇には明治の自由律俳句の大家「種田山頭火」が榎原湧水を飲んで感動し詠んだ句「こんなにうまい水があふれてゐる」の句碑があります。
井上酒造で造られるお酒はすべてこの「榎原湧水」の天然水を使用しています。
蔵の中はまるで化学工場のような風景
日本初の減圧蒸留100%の芋焼酎「爽 飫肥杉」を精製する減圧蒸留器
減圧蒸留とは、タンク内を真空にし、気圧を下げることで低温で蒸留を行う方法です。
タンクの気圧を下げることにより、低い温度(45~55℃)でも気化することができます。
減圧蒸留で蒸留された焼酎は通常の常圧蒸留(加熱温度85~90℃)と比べ、香りが少なく、雑味がありません。
精製された焼酎を入れるタンク
撮影に伺った時期は仕込み前だったのでタンク内は空でした。
かつて使用されていた時代を感じさせる機材が並んでいます。
こちらは長期貯蔵酒を熟成させる樫樽。長い間樽で熟成させることで独特の色と香りがプラスされます。
実際に芋焼酎「爽 飫肥杉」(さわやか おびすぎ)20°をソーダ割りで飲ませていただきましたが
乙類焼酎とは思えないほどスッキリとしていてクセが無くどんな料理にも合うと思いました。
今回の井上酒造さまの紹介映像↓
今回制作した動画は主に海外向けで、今後海外向け展示会などに出展した際、会場で流す目的で英語字幕を入れ制作いたしました。
そういった、国内以外のお客さま向けの映像を造りたいといったご要望にも当社は対応いたしますので動画制作でお困りごとなどあれば何でもご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。次回もお楽しみに。