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2024 東京ビジネスチャンスEXPO in TOKYO 来場レポート Vol.2【ドリームムービー通信:333号】

皆さま こんにちは。
12月も中旬となり季節はすっかり冬ですね。都内でも西部郊外では最低気温がマイナスとなる箇所も出てきました。都心でも朝晩は冷えるので、寒さ対策を万全に体調管理にお気をつけください。さてそんな折、先日 12/4(水)5(木)に東京ビッグサイトにて開催された東京ビジネスチャンスEXPO」に訪問してきましたので今回はその様子のVol.2をご紹介いたします。前回のVol.1はこちら

■2024 東京ビジネスチャンスEXPO in TOKYO■
様々な分野の高い技術力と新しいアイデアを持つ企業同士が交流し今までに無い新たな販路開拓につなげる「気になる」「意味ある」BtoB総合展示会

東京都内に事業所を有し 以下の4分野に該当する多彩な製品・サービスを扱う出展者約280社が一堂に会しました。

今回も前回に続き気になったブースを紹介いたします。

一般社団法人MASC(次世代モビリティ瀬戸内コンソーシアム)
今、注目される「空飛ぶクルマ」の実機展示のほか、

VRゴーグルをつけて疑似飛行体験が楽しめるフライトシミュレーターも設置。オープンイノベーションが生み出すモビリティ革命を体験することができました。

「空飛ぶクルマ」とは全国各地で初の屋外有人飛行を成功させたことでも注目を集める未来のモビリティ。

電動化や自動化などの航空技術によって実現される、次世代の空の移動手段です。

垂直離着陸が特徴で、ヘリコプターと比べて狭い場所での離着陸が可能で言わば有人飛行が可能なドローンといったところ。

MASC(岡山県倉敷市水島地域への航空宇宙産業クラスターの実現に向けた研究会)は岡山県倉敷市の中小企業などで構成される団体で、空飛ぶクルマの事業化を目指しています。

MASCの目的は、岡山県倉敷市水島地区での航空・宇宙分野の先端技術活用による産業集積を実現して地域に新たな仕事を創出し、地域社会に貢献すること。

2021年6月16日には↓この「EH216」が初の無人試験飛行に成功しています。

「EH216」の機内。遠隔で操縦されるため操作レバーやハンドルが無く大人二人がゆったりと座ることが出来る空間でした。
MASCは、瀬戸内地域での遊覧飛行の実現や、災害時やアクセスが不便な離島などへ医薬品や物資などを運ぶことを想定しています。近い将来 瀬戸内海を有人ドローンが行きかう光景を目にするのも夢ではないかもしれませんね!

 

続いては 食物を加熱しながら立体成型する「レーザー3Dフードプリンター」の開発を手掛ける【山形大学 ソフト&ウェットマター工学研究室】

食の未来を変える「3D フードプリンター」による寿司ネタなどの印刷実演をはじめ、低温凍結粉砕した粉から食品を生成する技術や食感解析AI など、食を取り巻く環境にイノベーションを起こす新しい技術を体験できました。

山形大学理工学研究科が開発している「レーザー3Dフードプリンター」は、ゲルや食品の粉をレーザーで硬化させて積層することで、食品を立体的に造形するプリンター。

このプリンターでは、設計図をデジタルで作成するため、細かな造形が可能で、かたさや柔らかさ、栄養素、アレルギーなどを自在に調整することができます。

介護食や病院食への応用が期待されており、同じ見た目でも利用者ごとに柔らかさを調整した食事を作ることができると考えられています。

こちらが3Dプリンターのインク?(原材料)となる低温凍結粉砕含水ゲル粉末。

低温凍結粉砕含水ゲル粉末とは、食材を液化窒素などを用いて低温で凍結した後 細かく粉砕して製造した長期保管が可能な粉末です。

粉状になってはいますが、元の素材100%で出来ているので、味も元の素材と変わらないそうです。

画像の様に様々な食品がゲル粉末になっており

これらをレーザー3Dフードプリンターで成型することによりゲル状の食品となります。

3Dフードプリンターは必要なものを必要なだけ作り出すことができ、フードロス削減やパーソナリゼーションに寄与するものだと考えられています。

こちらはレーザー3Dフードプリンターで生成されたクラゲ。に見えますが何と味はシャインマスカットだそうです。

こちらは歯型の食感解析ロボット

数回かむだけで食感データを取得。学習した食感とどれぐらい似ているかを即座に判断するというもの。

こちらはレーザー3Dフードプリンターで生成された「お寿司」

見た目は..ともかく味は100%元の素材からできているのでウニやタコそのものだそうです。

山形大学 ソフト&ウェットマター工学研究室の古川英光教授は出展者SPインタビューにも出演されています。

3Dフードプリンターは介護食や宇宙食そして、災害現場での活用も期待されているそうです。
インフラが破壊され物資が届かない場所でも 速やかに食事を供給できるシステムが作られることに期待したいですね。

■ビジネスチャンスEXPO in TOKYO(来場者数)■
◇会場:東京ビッグサイト東1ホール
◇延べ来場者数: 12,293名 ※
・1日目:2024年12月4日(水) 晴れ/6,125名
・2日目:2024年12月5日(木) 晴れ/6,168名

最後までお読みいただきありがとうございます。次回もお楽しみに。

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