近年多様化したライブ配信業務において、当社がご対応してきた事例などを紹介しつつ、問題点や課題などを配信担当に聞いてみました。
Q:多様化するライブ配信ですが、特に印象に残ったものはどういった事例でしょうか?
DM:これまではセミナー形式のライブ配信が中心でしたが、先月担当した「王位戦就位式・大盤解説会」はイベント形式でしたので、個人的に印象深い業務でした。
この王位戦は、史上最年少の二冠達成で注目される、藤井 聡太 棋士の王位就位式ということもあって、配信の事前登録の段階で多くの申し込みがあり、大きな期待が感じられました。また、コロナ禍で就位式を行うことそのものが懸念されている時期でしたので、将棋ファン、藤井二冠ファン、マスコミ、日本中が注目するイベントになりました。
そんな中、このイベントで当社は配信の総合演出という役割をいただきました。
通常の配信においてもイベント進行をサポートしたり、時には当社が中心となりイベントを進めることもあります。
しかし今回のように全責任を負うという状況下で、ネット回線の切断など不測の事態でイベントが中止になるようなことがあったらと考えると、震えが止まりませんでした。
しかしながら、全スタッフの協力もあり無事に本番を終えることができたのです。
ところで、我々以上に大きなプレッシャーを感じたはずの藤井二冠ですが、本番終了後にリラックスした表情で談笑される笑顔が特に心に残りました…
中日新聞の公式サイトから、ダイジェストが御覧になれます。
https://www.chunichi.co.jp/article/153369
ライブ配信にはトラブルや急な変更がつきものです。だからこそお客さまと事前に行う技術的な打合せ、良好なコミュニケーションが必要になってくると思います。
当社がライブ配信業務を本格的に始動したのはコロナ禍ですので、まだまだ発展途上です。
だからこそ、真摯に学び続け、一つひとつの配信を丁寧に対応させていただいているという自負があります。また配信後にはお客さまからご意見をいただき次回に活かせるように行っています。
ライブ配信を検討されているお客さまの中には、初めて依頼される方も多く、様々な不安をお持ちです。誰よりも私たちはそのお気持ちを理解しお客さまと歩幅を合わせて、企画から配信後のフォローも行ってまいります。
前回でもお伝えしましたが、当社はライブ配信の映像をカメラで同時記録しておりますので、当日配信を視聴できなかった方や、配信では伝えられなかったこと、NGワードの削除などのご希望を伺い、良質なアーカイブとしてご提供可能です。
まだまだ予断を許さないコロナ禍ですが、藤井二冠の就位式のように、従来なら限られた人しか体験できなかったイベントが、ライブ配信の普及によって世界中で同時に、誰もが体験できるようになりました。
だからこそ、ビジネス用途ではまだまだ多くのチャンスがあるのではないでしょうか?
必要に迫られて、ご相談いただくことにもしっかりご対応いたしますが、一度「自社のビジネス・サービスをライブ配信にかけ合わせるとどうなるのか?」を考えてみてはいかがでしょう。
ぜひ私たちと一緒にライブ配信を活用しビジネスのチャンスを広げませんか?
最後に、藤井二冠が扇子に揮毫(きごう)された「探究」の精神を忘れずに、私たちも頑張って行きたいと思います。
今週もメルマガをお読みいただき、ありがとうございました。
次回も引き続き「多様化するライブ配信」についてをお送りいたします。
お楽しみに!