昨今、何かと話題になっているAI。そのまま言ってしまえば、人工知能(artificial intelligence)ですが、様々な用途があリますね。ChatGPTのような生成AIや、極端なところでは軍事目的にも使われてるでしょうし、近未来的視点で言えば、フィリップ・K・ディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか 原題: Do Androids Dream of Electric Sheep?)」のレプリカント(精巧な人型ロボット)の誕生もそれこそ夢ではなくなってきたと感じますよね。
ハヤカワ文庫
AIというと、職を奪われるとか、人間が支配されるとか、ディストピアな連想をしてしまいがちですが、人類の英知の求めるものがただ単に、もしくは純粋に「便利なものの追求」なら、本来楽しみな未来を夢想しても良いと思いますけどね。
少々大げさな前段はこれまでにして本題に入ります。今回はスマホジンバルの紹介です。AIの力とスマホの組み合わせで面白い映像が安価なジンバルで簡単に撮れます。
SF小説まで引っ張り出しておいてスマホのアイテムなのか?と思われたかも知れませんが、今回ご紹介する「AOCHUAN Smart X Pro」は一万円ちょっとで手に入るジンバルでも、様々な機能を持っています。
https://pergear.co.jp/products/aochuan-smart-x-pro
■主な特徴
◎軽い:310グラムなので腕が疲れることはありません。
◎コンパクト:折りたたみができて小さなバッグにも入ります。
◎専用アプリとブルートゥースで接続すると、ジンバル本体から録画ボタン、フォーカス、ズームが操作できます。
◎交換式バッテリーなので予備を準備することができる。
◎顔追跡、ボディ追跡の機能がある:自動的に対象をトラッキングします。
AIの進化によってジンバルが身近なものになったと感じます。一眼カメラなどでプロが使用するジンバルは数万円から10万を超えるものもありますから、かなりのコストパフォーマンスになりますね。
肝心のスタビライザーの実力はどうなのかが気になるところ。
まずは、「手持ち撮影と本機を使用した場合」の比較をしました。さらに「日本橋から東京駅」と「ご近所」散歩で試し撮りをしてみましたのでご覧ください。
■AOCHUAN Smart X Pro with iPhone SE3
画質などはスマホの性能に左右されますので何とも言えませんが、撮影を意識して歩いてなくても、ある程度ブレを抑えることができます。とはいえ最新のiPhone15だと手持ちでも同じくらい撮れるレベルなので(アクションモード撮影)、もっとヌルヌルっとした動きの画を撮るためにはもう少し設定を調整しなければいけないかなと思っています。でも手持ちと比較すると効果があるのは分かりますよね。次号に改めて撮影したものを公開します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに。